今年はマウントレースイもオープン予定!大自然と人工物が作り出す景色が美しい夕張市【夕張市×Domingo】|Domingo

今年はマウントレースイもオープン予定!大自然と人工物が作り出す景色が美しい夕張市【夕張市×Domingo】

まち

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夕張市

12月、Domingoがコラボするのは夕張市(ゆうばりし)。 かつては炭鉱の町として隆盛を誇り、現在は「夕張メロン」の産地として知られている夕張市。「行ったことはないけど、名前は知ってる!」とか、「夕張メロンの美味しさに感動したことがある!」なんていう方も多いのではないでしょうか。

夕張市は北海道のほぼ中央に位置していて、その面積は東京23区がすっぽりと入る763㎢。

夕張岳や滝の上公園の紅葉といった豊かな自然風景を楽しむことができるとともに、夕張シューパロダムや旧北炭夕張炭鉱天龍抗など人工物が作り出す、他ではみられない景色も魅力的です。

そんな広大な面積を持つ夕張市を様々な角度から楽しんでみましょう!冬期は休業しているスポットもありますので、必ず営業期間を確認してから訪れてみてくださいね。

五感で楽しもう!夕張で体験

夕張市には、体を動かしたり五感をフル活用させて楽しむことができるスポットがあります。季節や曜日限定のイベントもあるので、営業時間等を確認してから参加してみてくださいね。

マウントレースイスキーリゾート

マウントレースイスキーリゾート

写真提供:夕張市

12月〜4月、上質なパウダースノーとアクセスが魅力のスキー場です。新千歳空港から一番近いウィンターリゾート、最長滑走距離3500m、最大斜度45°を誇るゲレンデは良質なパウダースノーを体感でき、多彩なコースレイアウトで初心者から上級者まで楽しめます。昨シーズンまでは営業休止していましたが、今シーズンは12月18日から営業予定です。

清水沢まちあるき

清水沢まちあるき

写真提供:夕張市

炭鉱長屋・ズリ山登山・旧清水沢火力発電所などを巡る北炭歴史遺産ルートを歩く企画で毎月第4土曜日に開催されている「清水沢まちあるき」を楽しむことができます。

夕張岳登山

夕張岳

写真提供:夕張市

日本二百名山にも数えられる夕張岳は、600種類もの高山植物の宝庫、花の名山とも呼ばれています。6月〜8月に登ることができ、ヒュッテから山頂までは往復約7時間の道のりです。
冷水山のトレッキングは5月〜9月に行うことができ、6.7km、往復約2時間の道のりです。標高702m、標高差405m、頂上からの眺望は絶景です。
※冷水山は民間所有地であり、来年以降解放されるか未確定


景色を楽しみたい!夕張の雄大な大自然

夕張市一帯は夕張山地の豊かな森林や清流に育まれた丘陵で、標高1,668mの夕張岳から流れる夕張川とその支流が市内のほぼ中央を貫き、流域に沿って帯状に街が形成されています。
また、炭鉱で栄えた歴史を持つ夕張市だからこそ存在する、壮大なスケールの人工物も魅力の一つ。雄大な自然と壮大な人工物が作り出す圧倒的な景色を楽しめるスポットをご紹介!

滝の上公園

滝の上公園

写真提供:夕張市

夕張川の侵食によりできた渓谷は奇岩や大小無数の滝からなり、独特の景観美を楽しめます。特に秋の紅葉は必見です。
園内にある滝の上発電所は、1925年(大正14年)1月に北海道炭礦汽船株式会社が自家発電用施設として建設したもので、炭礦遺産の証と言えます。レンガ蔵の旧建屋は選奨土木遺産に認定。

シューパロ湖

シューパロ湖

写真提供:夕張市

夕張岳を背景に夕張の雄大な自然を満喫することが出来ます。湖底には1973年(昭和48年)に閉山した三菱大夕張炭鉱で栄、最大2万人が暮らしていた鹿島地区が眠ります。渇水期になると湖面から顔をのぞかせる立ち枯れた木々や、アーチ橋が、かつての繁栄を感じさせるノスタルジックな風景を楽しむことが出来ます。

夕張シューパロダム

夕張シューパロダム

写真提供:夕張市

石狩川水系夕張川の上流に位置する重力式コンクリートダムです。湛水面積15.0㎢は全国2位、総貯水容量42,700万㎡は全国4位の圧倒的スケールを誇る多目的ダムとして知られています。


食を楽しみたい!夕張のおいしいもの

夕張市と言って多くの方が真っ先に思い浮かべるのは、きっと「夕張メロン」でしょう。夕張メロンは言わずと知れた銘産品で、味も香りも見た目の美しさも格別。
だけど、夕張はメロンだけじゃないんです。豊かな自然環境や炭鉱の歴史が生み出した美味しいものをご紹介。

夕張メロン

夕張メロン

写真提供:夕張市

寒暖差のある夕張の特産品。綺麗なネットのかかった外観と爽やかな香りと上品な甘みが特徴です。

カレーそば

カレーそば

写真提供:夕張市

過酷な労働に従事する炭鉱マンたちに愛され、受け継がれてきた夕張のソウルフードです。(そば処吉野家、メイプルタウン、栗下食堂、バロン)

おやつ

おやつ

写真提供:夕張市

こしあんがたっぷり詰まった一口大のあんドーナツであるシナモンドーナツ(うさぎや)、パンのように焼いて作るまんじゅうであるぱんぢゅう(小倉屋ぱんぢゅう店)、石炭をイメージした竹炭を練りこんだ生地で作るどら焼きであるたんどら(阿部菓子舗)、温かい状態で提供される大きな頭が特徴的なたい焼き(志むら菓子舗)など、昔から愛される夕張の味があります。


炭鉱のことを知りたい!夕張を繁栄させた炭鉱の歴史

1888年(明治21年)、夕張川支流の市幌加別川上流で石炭の大露頭が発見されたことから、「炭鉱の街・夕張」の歴史は始まりました。
それから夕張は北海道随一の炭都として栄え、一時は大小24もの炭鉱、約12万人もの人口を抱える大都市となりました。1960年代のエネルギー革命によって炭鉱は次々に閉山。
しかし北海道の発展に大きく貢献した、「石炭」・「鉄鋼」・「港湾」とそれらを繋ぐ「鉄道」を舞台に繰り広げられた北の産業革命は、見る者を圧倒する本物の産業景観として今でも数多く残っています。
当時の繁栄の足跡が残る、空知の炭鉱遺産、室蘭の工場景観、小樽の港湾そして各地の鉄道施設は、「炭鉄港」として令和元年に日本遺産に認定されました。

1990年(平成2年)に終わりを告げた炭鉱の様子やその歴史がわかるスポットをご紹介!

夕張市石炭博物館

夕張市石炭博物館

写真提供:夕張市

夕張がこれまでたどってきた歴史と、石炭産業との関わりを学ぶことができる展示の他、実際に稼働する採炭機械の様子がご覧いただけます。炭鉱についての理解が深まる博物館です。

旧北炭清水沢火力発電所

旧北炭清水沢火力発電所

写真提供:夕張市

平成3年まで利用されていた自家発電所。設備の一部が残っており見学が可能。見学は事前予約制です。正面に位置する清水沢ダムから外観の全貌がご覧になれます。

旧北炭夕張炭鉱天龍抗

旧北炭夕張炭鉱天龍抗

写真提供:夕張市

1900年に開坑。入気・排気の坑口が対になって残っていること、赤煉瓦の化粧坑口が衣装的に美しいことが特徴です。日本遺産炭鉄港の構成文化財にも認定されています。


夕張市は、いろいろな楽しみ方ができるまちでした!
これから来る本格的な冬には真っ白な雪景色、春は桜、夏は鮮やかな緑や花々、秋は紅葉と四季を通じて異なる見所があるので、気になる季節に夕張を訪れてみてくださいね。

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