Domingo編集部
平成12年4月に開設された「ふるさと物産館ビューロー」は、「南幌町の観光・物産等の情報提供の場とし、地場産業の振興と地域の活性化・交流を図る拠点施設」です。
……なんて、お堅そうに聞こえるかもしれませんが、1階にはバス待合所が設置されていることもあり、町民の人にとっては慣れ親しんだ施設なのです。
施設の外観を見ると、特徴的なのはやはり四角い建物から飛び出すように建っている円柱部分。この円柱のいちばん上は約26mの高さがある5階展望室で、町全体が見渡せます。360度ガラス張りだから、開放感たっぷりで気持ちいい!
天気のいい日には恵庭岳から手稲山までの稜線も見ることができるそうで、これはちょっとした穴場スポットと言えるかもしれません。
穴場と言えば、1階の「南幌町観光協会軽食コーナー」で、地域の特色を生かしたメニューが味わえるというから、こちらも注目! いくつかおすすめメニューをご紹介しましょう。
めん類メニューのいちばん人気はこれ! 「キャベツキムチラーメン」(税込470円)です。南幌町特産品のキャベツをキムチにしてラーメンに盛り付けた、ピリ辛な味がクセになります。白菜キムチと違い、ほんのりキャベツの甘さも感じられると評判です。
ごはん類メニューのいちばん人気は「なんぽろジンギスカン丼セット」(税込570円)。南幌町で昭和39年から親しまれている潤屋のなんぽろジンギスカンを丼にして、キャベツキムチと味噌汁を付けたお得なセットです。しかもごはん類メニューはすべて南幌産米を使用しているというから、徹底しています!
また、「たもぎカレーライス」(税込500円)も、根強い人気。ヒラタケ科のキノコ「たもぎ茸」が入っています。もともとは希少だったたもぎ茸を南幌町の企業が研究開発して人工栽培方法を確立し、全国へ供給可能になったのだとか。勉強になります。
南幌町に来て、南幌らしいものが食べたいと思ったら、ふるさと物産館ビューローを訪れてみてはいかがでしょう。しかも、気づきましたか? すべてのメニューが、とってもリーズナブルなんです!
景色も楽しめて、お財布にも優しいランチが食べられるなんて、南幌町の魅力をまたひとつ発見できた気分になりそうです。
<ふるさと物産館ビューロー>
所在地:北海道空知郡南幌町中央1丁目2番22号
電話:011-378-7010(※軽食コーナーは011-378-7020)
公式サイト:https://www.town.nanporo.hokkaido.jp/facility/byuro/
<取材協力>
南幌町役場
所在地:北海道空知郡南幌町栄町3丁目2番1号
電話:011-398-7201
公式サイト:https://www.town.nanporo.hokkaido.jp/
ライタープロフィール
北海道観光カメライター ぶちねこ
北海道の観光スポットや観光施設につながりをたくさん持ってる「ぶちねこ」です。北海道に住んでいると当たり前に思っているものでも、素晴らしい資源がたくさんあります。そんな素敵な北海道の魅力を発信していきます。