「雪虫」が飛ぶと初雪が近い? 北海道の冬の風物詩“雪虫”の正体と不思議な生態|Domingo

「雪虫」が飛ぶと初雪が近い? 北海道の冬の風物詩“雪虫”の正体と不思議な生態

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調べてみた!「雪虫が飛ぶと初雪が降る」は本当?

北海道では「雪虫が飛ぶと初雪が降る」と言われていますが、一体本当なのでしょうか。北海道でトドノネオオワタムシの成虫がヤチダモの木に移動するのは、およそ10月頃。一方、北海道に初雪が降る時期は、札幌が10月28日、北海道の中で一番早い稚内や旭川が10月19日とされています(※札幌管区気象台による平均値)。

つまり時期的に「トドノオネオオワタムシが飛びはじめ、その後に初雪が降る」ということが、ピッタリ当てはまります。

雪虫 トドノネオオワタムシ

基本的に飛ぶ力が弱く、ゆらゆらと揺れて飛んでいることから「雪のよう」に見え、「雪虫」と呼ばれるようになったトドノオネオオワタムシ。

その姿は、長い北海道の冬のはじまりを感じさせてくれます。

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