北海道八雲町は渡島半島のほぼ中央にあり、豊富な海産物をはじめ酪農・農業などの1次産業が盛んな町。そんな町で地域おこし協力隊として活動している、私藤谷周平が八雲町のローカルトピックスをお届けします。私も運営でかかわっている廃校活用施設「ペコレラ学舎」に、2023年11月28日（火）本格的なサウナ小屋が「ぺコレラサウナ」がオープンしました。

「ぺコレラ学舎」は八雲町の山の上にある旧大関小学校をリノベーションしてつくられた「遊んで泊まれる学び舎」。2022年にキャンプ場＆コワーキングスペースとしてオープンし、キャンプだけではなくイベント、合宿、研修、ワーケーション、ものづくりなど様々な目的で活用されています。

この度オープンしたサウナ小屋は「ぺコレラサウナ」と名付けられました。「もっと気軽に八雲町に関わってくれる方を増やしたい」「八雲町内外の人が交わる場所を生み出したい」という思いの元、八雲町の大工さんや隣町の木工職人の方と一緒にプロジェクトが立ち上がり、2023年8月～10月までの2か月間、全国から約50名のボランティアメンバーの方々と共に、DIYで製作。DIYだと侮るなかれ。オープニングイベントにお越しいただいたお客さまからは「完成度の高い本格的な小屋サウナ」と評価していただきました。

自慢の特徴は、
・山奥の元小学校キャンプ場×絶景サウナ小屋×天空水風呂
・サウナポンチョ・ハット貸出
・サウナドリンクとして八雲町の牛乳、コーヒー牛乳、麹サイダーから1本プレゼント
・地元木材の「道南杉」を使用
と挙げればキリがありません…！

ではここからは「ぺコレラサウナ」の楽しみ方をご紹介。室内は密閉性がしっかりしているので、地元の木材である「道南杉」で良い香りに包まれながら、100℃超えのサウナを楽しむことができます。もっと温度を上げたい人には、エゾマツのアロマを使ったロウリュがオススメです。

しっかり体を温めたあとは、少し高い場所に設置された開放感抜群の水風呂でクールダウン。冬は雪にダイブもできます！

そのまますぐリクライニングチェアに横たわると、体の中からじんわり暖かさを感じることができます。そう、これが「ととのう」という感覚。そして乾いた喉を、八雲ならではのサウナドリンクで潤します。

これをお好みで何セットか繰り返し、サウナを十分に楽しんだ後は、キャンプ場でサウナ飯を味わいましょう。

お腹を満たしたあとは、のんびり焚火をしながら満天の星空を見上げ、眠くなったらテントで就寝。

これがぺコレラサウナの楽しみ方です。喧騒から離れた山奥だからこその贅沢が味わえますよ！

「ぺコレラサウナ」の営業時間は10:00〜21:00。料金は2時間3,300円から。貸切利用は2時間19,800円からです。また、ペコレラ学舎ではキャンプ場運営やイベントの企画運営などをお手伝いいただけるボランティアメンバー、通称「ペコラー」を常時募集中。給料はお支払いできませんが、宿泊費は無料、食事も一部補助をさせていただきます。地域の方や外から来た方との、たくさんの出会いが何よりの魅力です。今この時にしかない一期一会の出会いを楽しみませんか？

あわせてチェック！

Domingo ローカルトピックス

地域の魅力を地域の方々からの「生の声」によってみなさんに届ける「Domingoローカルトピックス」。地域の個性的なお店、学生の方の取り組み、みんなでつくりあげるイベントなど、その内容は地域によってさまざま。もっとローカルを身近に感じて足を運びたくなる話題を、地域からお届けします。