Domingo編集部
「信号を待っていたら泥水がバシャーン」雪解け時期の北海道で注意するべき4つのこと
1.シャーベット状の雪はくせもの!靴は完全防水で
気温がプラスになると、路面は溶けた雪と溶け切らない雪がまざったシャーベット状になり、歩道は排水が追い付かずべちゃべちゃに。そこに通気性のよい靴やスニーカー、パンプスなどの履き口の浅い靴を履いてしまうと、靴の中に水が入ってしまいます。
その対策には完全防水の靴がベスト。浸水しない冬靴の他にも、防水スプレーで水が染みるのを防止したり、すっぽり履ける靴用のシリコンカバーの利用も吉。そして当たり前のようで大事なのが、足元と行き先をしっかり見て歩くこと。携帯を見て歩いていたら水たまりにすっぽり…なんてことのないよう。
2.信号待ちでは気をつけて!車からの泥水対策
北海道の春、車道はぐちゃぐちゃの路面を車が走行します。特に日中は、ところどころに大きな水たまりがあり、跳ねた泥水が歩道の方にまで届いてしまうことも頻繁にあります。バシャーッ!っと聞こえた瞬間、大事な服がずぶぬれになってしまっては台無しです。歩道を歩く時や信号待ちでは、車道からなるべく距離を取りましょう。
3.運転中も泥水対策でワイパー必須!ウォッシャー液の補充は大事
雪解け時期に車を運転をすると、泥水のせいで驚くほど車が汚れているのがわかります。すれ違いざまの対向車から泥水をかけられることも、よくある話です。そのため、ワイパーは必須。トラックなど大きな車に大量の泥水をフロントガラスにかけられると、一瞬前が見えなくなることもあるので、安全運転で落ち着いてワイパーを使用しましょう。
レンタカーであれば問題はありませんが、自家用車で来た場合は、ウォッシャー液の補充もしっかりチェック。旅行中あまりに汚れがひどい場合は軽く車を洗って視界をしっかり確保してくださいね。
4.夜はテカテカスケートリンク?ブラックアイスバーンに注意
北海道の春先は気温の変化も激しく、夜は氷点下という日も珍しくありません。そんな時に気をつけたいのが、ブラックアイスバーン。ブラックアイスバーンは路面に薄い氷が張った状態のアイスバーンのことで、一見するとただ濡れてるだけのように黒く見えるのが特徴。濡れてるだけだと思いきや、スケートリンクのようにスリップしてしまう恐ろしい路面です。
氷点下の夜の運転では、常にブラックアイスバーンの上を走っているかもしれないと思いながら、安全に運転するのが吉。歩いて道路を渡る際にも、そこがブラックアイスバーンかもしれないと思ってペンギン歩きなどで気をつけて歩くのがオススメです。
雪山の雪崩事故や落雪にも注意を
この他にもバックカントリーなどをされる方は、雪山の雪崩事故も相次いでいますのでお気をつけて。雪解けが進む時期だからこそ、気をつけるべきところを押さえて安心・安全に北海道を楽しんでくださいね。
ライタープロフィール
北海道観光カメライター チームぶちねこ
北海道の観光スポットや観光施設につながりをたくさん持ってる「チームぶちねこ」です。北海道に住んでいると当たり前に思っているものでも、素晴らしい資源がたくさんあります。そんな素敵な北海道の魅力を発信していきます。