Domingo編集部
大ヒットを記録している人気映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」、その舞台となった函館の聖地巡礼スポットをご紹介します。五稜郭公園や函館山展望台など、江戸川コナンや服部平次、怪盗キッドらが駆け巡った舞台を観光で巡り、映画の世界に足を踏み入れてみましょう。
映画のパンフレットをお持ちの方は、それと合わせてご覧いただくことで、物語と各スポットの関連をより深く知ることができます。さらに、「函館まち巡りマップ」をお持ちの方は、該当する番号を記載していますので、旅行の際はマップ片手に函館のさらなる魅力を発見してください!
1. 金森赤レンガ倉庫群(函館西波止場前)
2. 旧函館区公会堂
3. 函館山展望台(函館山ロープウェイ)
4. 五稜郭公園
5. 五稜郭タワー
6. 北海道東照宮
7. 函館市電 湯の川停留所
8. 八幡坂
番外編 名探偵コナン×函館・札幌コラボイベントまとめ
1.金森赤レンガ倉庫(函館西波止場前)
映画の舞台になった函館西波止場前は、函館ベイエリアの象徴でもある金森赤レンガ倉庫群のそばにあります。金森赤レンガ倉庫群は、函館市のベイエリアに位置し、国際貿易港としての歴史を持つ函館の代表的な観光地。1909年に再建されて今も残る倉庫群は、現在ショッピングモールやビアホール、イベントホールとして利用されており、一年中多くの観光客で賑わいます。
施設内には「函館ヒストリープラザ」「金森ホール」「金森洋物館」「BAYはこだて」などがあり、様々なショップや飲食店が軒を連ねています。また、冬季には「はこだてクリスマスファンタジー」などの大規模なイベントも開催されます。
■所在地:函館市末広町13-9
■函館まち巡りマップ③
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2.旧函館区公会堂
旧函館区公会堂は、1910年に建築された明治時代の洋風建築の傑作です。2021年の大規模な保存修理を経て、当時の姿に蘇りました。国の重要文化財にも指定されているこの建物は、和洋折衷のデザインが特徴で、2階の貴賓室には皇族も使用したことがあるほどの豪華な内装が施されています。
訪れた際は、衣装館でロングドレスやハイカラさん風の衣装に身を包み、優雅な気分で歴史ある館内を探索し、港を望むバルコニーからの絶景をぜひご覧ください。
■所在地:函館市元町11-13
■公会堂入場料:一般 300円 / 学生・生徒・児童 150円
■函館まち巡りマップ④
「旧函館区公会堂」の詳細や地図情報はこちら
3.函館山展望台(函館山ロープウェイ)
函館山展望台は、函館市とその周辺の壮大な景色を一望できる、訪れるすべての人を魅了するスポット。地上からはロープウェイの空中散歩で、わずか3分で到着。屋上の展望台からは函館の市街地や津軽海峡、そして函館山の四季折々の美しさを全方位から観ることができ、夜景はその美しさから“100万ドルの夜景”として知られています。
展望台の1階には山頂駅と待合ロビーがあり、2階のレストランや3階のティーラウンジでは飲食を楽しみながら景色を堪能できます。
■ロープウェイ営業時間
4月20日~9月30日 始発 10:00~下り最終 22:00
10月1日~4月19日 始発 10:00~下り最終 21:00
■ロープウェイ運賃
往復:大人(中学生以上) 1,800円 / 小人 900円
片道:大人(中学生以上) 1,200円 / 小人 600円
■函館まち巡りマップ⑤
「函館山展望台(函館山ロープウェイ)」の詳細や地図情報はこちら
4.五稜郭公園
五稜郭公園は、戊辰戦争最後の戦い「箱館戦争」の舞台として知られ、榎本武揚、土方歳三ら旧幕府軍の最後の砦となりました。公園はその星形五角形の外観から、五稜郭と呼ばれています。春には桜をはじめとした約1530本の花が公園を彩り、大型連休には多くの市民で賑わいます。特に、「花筏(はないかだ)」は、堀に散った桜の花びらが水面を覆う光景で、訪れる人々に感動を与えます。
復元された箱館奉行所も見どころの一つで、公園内には散策やリラクゼーションにピッタリの遊歩道も整備されています。
■所在地:函館市五稜郭町44-2
■函館まち巡りマップ⑤
「五稜郭公園」の詳細や地図情報はこちら
5.五稜郭タワー
五稜郭タワーは、五稜郭の星型城郭を一望できる函館の象徴的存在。1964年に初代タワーが建設されて以来、地域の歴史とともに歩み、2006年にはさらに高く、現代的な107メートルの新タワーが誕生しました。五稜郭タワーからは、函館山や津軽海峡、四季折々の風景が広がる壮大な眺望を楽しむことができます。
展望台は五角形で設計され、五稜郭の歴史を深く知ることができる「五稜郭歴史回廊」や、強化ガラスの床で下が見える「シースルーフロア」は訪れる観光客らに人気です。
■所在地:函館市五稜郭町43-9
■営業時間:9:00~18:00
■料金:大人 1,000円 / 中高生 750円 / 小学生 550円
■函館まち巡りマップ⑦
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6.北海道東照宮
境内には箱館戦争時の弾痕を残す手水鉢や、昭和9年の函館大火で被災した狛犬があり、訪れる人々にその歴史を物語っています。かつて箱館戦争で社殿を焼失し、辛うじて残った御神体は幾度も市内を転々とし、1992年に現在の場所に移転し、現在の名前になりました。
■所在地:函館市陣川町82-153
■函館まち巡りマップ⑧
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7.函館市電 湯の川停留所
函館市電は、1913年に運行を開始して以来、100年以上の歴史を誇ります。東京より北では初の馬車鉄道として開業し、市民の要望に応え電化された後、数多くの変遷を経て現在に至ります。地域の方の移動はもちろん、観光客にも人気で、そのレトロな姿が函館の街並みに彩りを加えています。
湯の川停留所は、道南屈指の温泉地として知られる湯の川温泉の入口にあり、周囲を散策するのもオススメ。市電と共に、風情ある函館温泉旅を楽しむことができます。
■函館まち巡りマップ⑨
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8.八幡坂
その昔、函館八幡宮が坂の上にあったとされていることから名付けられ、函館の代表的なビュースポットとして親しまれています。この坂は赤レンガ倉庫群から函館山へと続く道で、坂の突き当たりにある函館西高校下からの眺めは絶景です。
冬の「はこだてイルミネーション」期間中には、街路樹と石畳が美しくライトアップされ、季節によって異なる魅力を感じることができます。
■所在地:函館市元町
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〈番外編〉コナン映画コラボイベントまとめ
映画公開を記念し、舞台となった函館では各スポットを巡るスタンプラリーや函館市電のラッピングなど、街中で様々なイベントが行われています。また札幌でも展示やコラボカフェが開催されるなど、正にコナン一色。名探偵コナンに関するコラボイベントについてはこちらにまとめていますので、ぜひお出かけの参考にしてみてください。