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Domingo編集部
1994年に中島公園の近くに創業し、長年若者やビジネスマンたちの空腹を満たしてきた「Curry SAVoY」。2017年に惜しまれながら閉店しましたが、その翌年、常連客の一人がこれまで親しまれてきたレシピを引き継ぎ店舗として復活。懐かしの味を求めるかつての常連、そして現代の若者たちが足しげく通う人気店の一つです。
閉店した人気店が有志の力で復活
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店舗はビルの地下で穴場のような雰囲気、そこに漂うスパイスの香りに心が踊る
店の復活に名乗りを上げたのは、かつての常連で、飲食事業を手掛ける株式会社IDATENの鈴木さん。およそ半年に渡る交渉を経て、100%の味の再現を目指し心血を注ぎました。スープは国産の鶏ガラ、牛骨をはじめ香味野菜リンゴといった果物からとり、スパイスと共に丸一日煮込んだのちに一晩寝かしの作業へ。翌朝、さらに6時間の煮込みを行い、手作業で丁寧にこすことで素材のうま味を最後の一滴まで絞り出します。
具材によって味わいが変わる“悪女のスープ”
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2023年から働き始めたという店長の國井星矢さん。これまでさまざまなジャンルの料理に携わってきた
スープの仕込みにかかる時間は延べ48時間。じっくりトロ火で煮込まれた青湯スープは余分な脂も取り除かれておりスッキリした繊細な味わい。独自調合のガラムマサラの芳醇な香りも楽しめます。また、具材によりその味わいがガラリと変わるのも特徴。「悪女のスープ」として、多くのファンを魅了してきました。
スープの魅力がストレートに伝わる「チキンのカレー」
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「チキンのカリー」1,100円。鶏もも肉は200g。低温調理でフォークを刺すとスッとほぐれる柔らかさ
「スープの味わいをもっともストレートに楽しむなら」とチキンカレーをおすすめするのは、店長の國井さん。トッピングは鶏肉、ジャガイモ、ニンジン、ゆで卵、彩りとしてピーマンが添えられておりシンプルな一杯。大ぶりの鶏もも肉を低温でじっくり調理。鶏肉本来のうま味を味わえると同時に、しっとり柔らかな食感が特徴的です。初めての人には特におすすめ。
魚介のうま味が味わえる人気メニュー「シーフードのカリー」
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「シーフードのカリー」1,980円。具材はスープで煮込まれていてうま味たっぷり
また、あっさりとしたスープだからこそ海鮮のうま味が際立つシーフードカレーも人気メニューの一つ。大ぶりのエビ、牡蠣、アサリ、赤魚など6種類の魚介をスープで煮込み、力強い海鮮のうま味をしっかりと引き出しています。創業当時の味を守り続けているクラシックタイプは辛さを0~6から選ぶことができ、8種類用意(キーマ、お子様用メニューを除く)。「最高においしい瞬間を味わってほしい」という國井さんは、提供したその瞬間にまずは一口すすってほしいと言います。
創業以来初!対極の味わい“こってり”スープが登場
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温かみのある店内。壁には新スープの紹介ポスターも
創業以来、悪女のスープ1種類のみで営業してきましたが、2023年、その対極をいく“こってり”白湯(パイタン)スープのメニューも提供を始めました。牛骨をベースに豚や鶏をじっくり強火で煮込み、白濁したスープに野菜や専用に調合したスパイスを投入。メニュー構成は「悪女のスープ」とはまったく違い、きのこやベーコンのカレー、骨付きチキンのカレーなど独自のランナップ。こちらは辛みは4段階から選択します。
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カウンターは6席。奥の壁にはこだわりのスパイスが詰まった瓶が並ぶ
従来のサヴォイとはまったく違うスープカレーですが、早くもファンが付いているそう。「盛り付けの美しさもこの店のカレーの特徴です。そこを決して崩さず、それでいて新しい姿を見せたかった」と國井さんは熱く語ります。スープに合わせて追加トッピングの種類、食材の「揚げ」「焼き」など調理方法も違います。國井さんが考案した新スープも、ぜひ味わってみてください。
Curry SAVoY
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■所在地:札幌市北区北8条西4丁目 ブランシャールB1
■営業時間:11:30〜15:00(L.O.14:30)、17:00〜21:30(L.O.21:00)、日曜11:30〜21:30(L.O.21:00)
■休業日:水曜日
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ライタープロフィール
雑誌・書籍編集者&ライター 山下 恭平
ラジオ局で番組制作の仕事をしながら、ミニコミ誌の制作や雑誌のライター業を始める。その後、編集者として出版社に入り、タウン情報誌をメインにさまざまな記事を手掛けてきた。好きなことは料理、山登り、川釣り、札幌の石碑。札幌市南区在住で、南区をこよなく愛している。