Domingo編集部
今回お話をお聞きしたのは、南幌町でお米、小麦、とうもろこしやミニトマトなどを生産する城地真吾さん。
お父さんとその仲間たちが始めたという南幌町でのピュアホワイト栽培について、お話しをお伺いしました。
目次
1. 『ピュアホワイト』とは?
2. 南幌町産『ピュアホワイト』の人気の秘密
3. 『もったいない』の気持ちから生まれた、スープとドレッシング
4. 南幌町の恵みをプレゼント!ピュアホワイトのスープとドレッシング
『ピュアホワイト』とは?
みなさんは、幻の白いとうもろこしと言われる『ピュアホワイト』をご存知ですか?
ピュアホワイトとは、真っ白な見た目とフルーティーな甘さが特徴で、ギフトにも大人気のスイートコーンです。一粒一粒がやわらかくてジューシーな品種なので、生のままでも茹でたり電子レンジで加熱して食べてもおいしい、一度食べたらそのおいしさの虜になってしまうこと間違いなしのとうもろこしです。
じつはここ南幌町、北海道におけるピュアホワイト栽培の先駆けであり一大産地だって知っていましたか?
南幌町でのピュアホワイト栽培が始まったのは、なんと23年も前のこと。だれも白いとうもろこしなんて見たことがない頃のことでした。
「当時、親父が仲間たちと一緒に、かぼちゃを作ってたんですよ。その研修会で雪印種苗を訪れたときに『まだ試験段階なんですけど』ってコーンスープを出されて、その色が真っ白でとにかく甘くてうまくて『なんだこれ?!』と驚いたらしくて。それがきっかけで、当時新品種だったピュアホワイトを試験的に栽培したことから南幌町でのピュアホワイト栽培が始まったんですよね」
南幌町ではそれまでとうもろこしの栽培は行っていなかったため、ノウハウも販路も全くない状態からのスタート。試行錯誤をしながら、やっとのことで出荷してみたはいいものの、白いとうもろこしというのは当時全く馴染みがなく、市場のひとにも「こんな色のとうきびは売れないよ」と見向きもされなかったのだとか。
でもピュアホワイトの味には絶対的な自信があったから、その味を評価してもらえるまで諦めませんでした。
「ピュアホワイトのおいしさを知って欲しくて、いろんなひとに『食べてみて!』って振舞うところから始めましたね。あるときテレビで紹介されたことがあって、それをきっかけにいろんなところから注目してもらえるようになりました。道外からの需要が大きくて、今はギフトか南幌町のふるさと納税返礼品が大部分を占めてます」
今では、城地さんのお父さんたちが立ち上げた『明るい農村ネットワーク』では、8軒の農家で年間約40万本ものとうもろこしを生産しています。また南幌町のふるさと納税では、堂々の人気第1位です。
テレビで紹介されたことをきっかけに大人気となった白いとうもろこしは各地に広がっていき、他の産地での栽培や他の品種の開発も盛んに。そんな中でも、『明るい農村ネットワーク』のピュアホワイトはダントツで『クレーム率』が低いのだとか。その理由はなんなのでしょうか?
南幌町産『ピュアホワイト』の人気の秘密
南幌町で栽培されたピュアホワイトの満足度が高いのには、理由があります。1つは、何と言っても徹底した『品質管理』。
「とうもろこしを収穫できる人を限っています。城地農産なら、うちの親父、母親、僕しか収穫しないんです。それは他の農家さんも一緒で、ベストな収穫タイミングを見極められるひとたちが採っているので、大きさにも実のつまり具合にもばらつきがなく、高い品質を保てるんですよね」
また『300グラム以上がLサイズ』と規定されているピュアホワイトを、『明るい農村ネットワーク』では、当初は350グラム以上しか出荷しない(※)という独自の規定を作って販売しているのだとか。大きさでも品質でも満足度がすごく高いピュアホワイトは、ギフトとしての評価がとても高いのです。
※現在は種が変わり、『ピュアホワイトSP』という実が大きくなりやすく品種改良されたのでそれに伴って380グラム以上しか出荷しないという規格に変更。
配送業者も丁寧に選定しており、道外でも翌々日には届くようになっているというから安心です。そのほかにも、収穫前と同じように縦にして箱詰めするなど鮮度を保てる工夫に余念がありません。届いたときに、そして食べた時に喜んでほしいという気持ちが、クレーム率の低さに繋がっています。
『もったいない』の気持ちから生まれた、スープとドレッシング
自ら基準を設けて品質を高く保っている南幌町のピュアホワイト。お客さんの満足度が高い一方で、『1グラムでも足りなければ出荷しない』ため、味はいいけど出荷できないとうもろこしが出てきてしまいます。
捨てるにはあまりにもったいない、基準に満たなかったピュアホワイトをどうにか活用できないか?という『明るい農村ネットワーク』の皆さんの思いから誕生したのが、『ピュアホワイトスープ』でした。
「何か活用したいという思いから、南華園という会社にお願いして、自分たちで実をそいで冷凍保存していたピュアホワイトでスープをつくってもらったのがきっかけで、商品化につながりました。『スープをつくろう!』じゃなくて、『このもったいないとうもろこしをどうしよう?』という気持ちから生まれたのがこのピュアホワイトスープです」
こちらのスープは、ペースト状になったピュアホワイトが入っているので、牛乳を加えてあたためるだけで贅沢なスープが出来上がります。ピュアホワイトの甘みが口いっぱいに広がり、幸せな気持ちになります。粒も残っているので食感も楽しいですよ!
スープとして食べるだけではなくパスタのソースとして活用したり、コロッケの中に入れるのもおすすめなのだとか!試してみたいですね。
また、ある日旭川の日本醤油工業株式会社さんから営業マンの方から『とうもろこしのドレッシング作りたいんです!』という話が来たことをきっかけに、ピュアホワイトの風味や甘みを活かしたとてもおいしいドレッシングも生まれたのだとか。
ピュアホワイトの実を削ぐのも手間暇がかかるため生産量が限られているため、南幌町内でしかなかなか手に入らない逸品です。
「このドレッシング、かけすぎてもしょっぱくないんですよね。だからサラダにたっぷりかけても美味しいんです!あと実は、冷奴にかけるのもいいし、僕が好きなのはラーメンサラダ!おいしいのでぜひ試してみてください」
南幌町の恵みをプレゼント!ピュアホワイトのスープとドレッシング
今回のプレゼントキャンペーンの商品は、南幌町の『明るい農村ネットワーク』の皆さんが丹精込めて栽培したピュアホワイトをたっぷり使ったスープとドレッシングのセット!
■明るい農村ネットワーク
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— Domingo(公式) | 市町村公認!北海道の情報メディア (@cfm_domingo) March 14, 2022
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