最中なのに洋菓子!?「坂ノ上の最中」の驚き新感覚スイーツ!|Domingo

最中なのに洋菓子!?「坂ノ上の最中」の驚き新感覚スイーツ!

グルメ

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札幌市

札幌市南区にある定山渓温泉で、ちょっとした名物になりつつある最中をご存知でしょうか。最中といっても従来のものとはひと味もふた味も異なる、新感覚かつフォトジェニックな逸品。一体どんな最中に出会えるのか、期待に胸を膨らませて伺ってみましょう。

新感覚の最中が買えるのは「坂ノ上の最中」という、一風変わった名前のお店。定山渓第一寶亭留翠山亭の1階に併設されていて、ホテル館内からも外からも入店できます。

店内はスッキリとしたモダンな印象で、ちょっとしたイートインスペースも。今や「超」の付く人気店のため、開店と同時にお客さんで溢れます。

人気の秘密は、一目瞭然。ショーケースに並んだ最中たちは、まるで宝石のように繊細で美しく、見ているだけで心が弾みます。「これが最中?」と、初めて見た人は驚きを隠せないことでしょう。

上の写真は、左から「いちご」(税込464円)と「ほうじ茶」(税込464円)。ここの最中は、皮の上にフィナンシェを敷き、その上にムースを載せたスタイルです。

たとえばいちごなら、ピスタチオのフィナンシェに、カスタードクリームとダークチェリーの入った苺のムース。ほうじ茶なら、カカオのフィナンシェに、ヘーゼルナッツとラムレーズンの入ったほうじ茶のムース……といった具合です。

上の写真左は「ブルーベリーヨーグルト」(税込421円)。苺のフィナンシェの上に、マーブル模様のヨーグルトムースが載っています。写真右は「キャラメルポワール」(税込464円)。かぼちゃのフィナンシェの上に、洋梨のコンポートが散りばめられたキャラメルムースという組み合わせです。

上の写真左は「和栗モンブラン」(税込494円)で、プレーンのフィナンシェに和栗とコーヒーという二層仕立てのムースが載っています。写真右は「クリームチーズと酒粕」(税込464円)で、ピスタチオのフィナンシェに北海道産クリームチーズと酒粕とゆずのムースという斬新な組み合わせ。

どれもこれも計算され尽くされた味わいで、しかもとても自由な発想で生み出されていることに脱帽です!

最中の皮の蓋部分は別添えになっていて、食べる時にかぶせます。そのため、サクサク感がしっかりと残り、さらにハンバーガー感覚のワンハンドスイーツとして、温泉街を散策しながら食べることも可能です。口の中で織り成される何層ものフレーバーと相まって、まさに「新しいスイーツを味わっている!」という感覚に包まれるはずです。

また、最中以外でお土産に最適なこんな商品も。「坂ノ上のプリン」(税込各378円)です。「ほうじ茶」「プレーン」「ミルク」の3種類があり、ソースはカラメル、醤油カラメル、塩、味噌の4種類から選ぶことができ、和洋折衷で楽しめます

その他にもパウンドケーキやマドレーヌといった焼き菓子もあり、こちらもお土産に買って帰る人が多いのだそう。一方、この場で食べてみたいという人には、とっておきの場所も用意されています。なんと店の奥に「古窓」という名の、こんな素敵なラウンジがあるんです!

セルフサービスのフリードリンク(税込880円)を自由に味わいながら、落ち着く空間で思い思いに過ごすことができます。最中とフリードリンクがセットになった「MONAKAセット」(税込1,100円)をチョイスすれば、さらにお得。常連さんの中には、ノートパソコンを持ち込み、ここで仕事をするという人もいるそうですよ。

今や「坂ノ上の最中」は、定山渓温泉を訪れたなら立ち寄るべきスポットのひとつと言って過言ではないでしょう。ただし大人気の最中は午後の早い時間に売り切れてしまうこともあるようなので、ご注意を。

見て驚き、食べてさらに驚く最中、この感動をぜひ味わってみてくださいね。


<坂ノ上の最中>
所在地:北海道札幌市南区定山渓温泉西3-105 定山渓第一寶亭留翠山亭内(1階)
電話:011-598-2142(定山渓第一寶亭留翠山亭)
公式サイト:https://www.jyozankei-daiichi.co.jp/sakano_ueno_monaka/

ライタープロフィール

北海道観光カメライター ぶちねこ

北海道の観光スポットや観光施設につながりをたくさん持ってる「ぶちねこ」です。北海道に住んでいると当たり前に思っているものでも、素晴らしい資源がたくさんあります。そんな素敵な北海道の魅力を発信していきます。

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