北海道ブランドに新しい風を!日本海の絶景から始まる“おいしい挑戦”「サッカムセタナイ」|Domingo

北海道ブランドに新しい風を!日本海の絶景から始まる“おいしい挑戦”「サッカムセタナイ」

地域の応援を背に北海道ブランドを世界へ

サッカムセタナイ

髙橋さん一家が、せたな町に移住してからおよそ3年半が経ちました。2022年にこの場所で工房を造ると決めてから、地域住民の方やこれまでのお客さまなど多くの支えがあり、ようやく2024年春のグランドオープンの目処がたってきました。一方、ここ数年のコロナ禍や国際情勢による物価や資材高騰により、全ての機材が思うようには整備できたわけではありません。

サッカムセタナイ

独立を決意してからの1年間、大きな困難や不安を乗り越えての船出となる髙橋さんご夫妻。しかしお二人は、この北海道せたな町から世界に発信できる商品づくりを目指しています。「国産ワイン」や「国産チーズ」の様に「国産ドライソーセージ」などの非加熱食肉製品を、北海道の新たな食文化に加えたいと強く願っています。

そのため自分たちの商品だけではなく、農産物・海産物などの生産者、食品・飲食業や酒類事業者とも連携しながら、一体となって北海道の新たな食文化をつくっていきたいと考えています。

サッカムセタナイ

2023年9月に着工が開始した工房では年末に菓子部門から製造・販売をスタート。2024年2月の食肉加工部門の製造・販売、そして2024年春のグランドオープンに向け、今日も準備が進められています。

「北海道ブランドに新しい風を作っていきたい!」日本海の絶景から始まる「サッカムセタナイ」の“おいしい挑戦”を是非ご期待ください。

2024年春「サッカムセタナイ」グランドオープンに向け、独立開業準備中。
新しい北海道食文化へ 大自然の環境で生ハム・サラミ作りの工房建設!
https://camp-fire.jp/projects/view/634720?list=prefecture_hokkaido_projects_popular

■プロフィール

髙橋広大 髙橋友里菜

・髙橋 広大(たかはし こうだい)

北海道せたな町生まれ。東海調理製菓専門学校を卒業後、東京アルジェントASOでイタリア料理に携わり、Chateau de Vigny SASにて 調理教師になり、渡仏。Michel BRAS(Laguiole)、TAILLEVENT(Paris)、Christopher COUTANCEAU (La Rochelle) をはじめフランスの星付きレストランで修行、帰国後はミシェルブラス洞爺で自然に溢れた料理を学び、再び渡仏Michel BRAS(Laguiole)にて料理人Michel BRAS氏から師事、またMaison Conquet(Laguiole)にて食肉加工を学ぶ。
その後『京都いと』のフランス料理部門、料理長としてお店の立ち上げに参加、ミシュラン一つ星を獲得。
2020年せたな町にUターンし、実家の(有)高橋畜産で養豚業と食肉加工業に従事しながら、飼育を経験。

・髙橋 友里菜(たかはし ゆりな)

京都生まれ、浜松育ち。東海調理製菓専門学校にてフランスへ留学。Chateau de Vignyで半年、フランス菓子を学んだ後、現場で修行後、Le Chardon Bleu(Saint Just Saint Rambert) ルレデセール加盟店にて修行、Christopher COUTANCEAU (La Rochelle) 星付きフランス料理デザート部門担当を経て帰国。
地元浜松のPatisserie Abondance 勤務、ミシェルブラス洞爺レストランデザート部門担当。出産を経て京都ライオンカフェに勤務 商品開発やマーケティングを経験、2020年に(有)高橋畜産で食肉加工と菓子製造に従事。
農業の現場を知り、地域の美味しい食材の裏にはフードロス問題がありその一助になる商品開発、製造を行う。

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執筆者:山本勝博

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