Domingo編集部
雪道でのバイクの運転技術はどうやって磨いたの?
次に、運転技術について聞いてみました。 森さんは入局する前はバイクの運転経験はなし。どうやって真冬の雪道を運転できるようになったのでしょうか。
さすがに雪道でのバイクの運転経験ゼロでいきなり配達現場に出ることはないようです。それでも、この講習は1日か2日程度で終了。その後は実際に現場に出るそう。かなり不安なのでは……。
雨の日も雪の日も、毎日ようにバイクを運転していた森さんも、雪道での運転は2年ほど経った頃に「やっと慣れてきた」と感じられるようになったそうです。
「ヒヤっとしたことは何度もある」
当然ながら、夏と冬では運転のしかたも変わります。
やはり、雪国のバイクの運転はなかなか難しく大変そうです。ここで気になっていたことを森さんに質問。猛吹雪の日やドカ雪が降った後などはどうしているのでしょうか。配達を休むってわけにもいかないですよね…?
雪道をバイクで運転する郵便局員はやっぱ神だ
お話をうかがうと、雪国の郵便配達はかなり大変なお仕事だと実感しました。滑りやすい雪道の運転で神経を使い、除雪されていない雪道を歩いて体力を使い…ものすごい大雪で電車やバスが運休するような日でも、自宅のポストに郵便物が届くのには、こうした郵便局員さんの苦労がありました。雪や氷に覆われた道路をバイクで走る郵便局員のみなさん、やっぱり神です。
取材協力:日本郵便株式会社 北海道支社、札幌南郵便局
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ライタープロフィール
トラベルクリエイター 川島 暢華
神奈川県出身。北海道全179市町村を旅して北国の魅力と魔力にとりつかれ、2009年に北海道へ移住。それ以来、主に旅行や地域活性に関するメディアの取材撮影と記事や映像の制作、企画編集などを手掛ける。マイミッションは「北海道ファンを増やす」こと。
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