こだわりのソフトクリーム&ジェラートが自慢の十勝・広尾町『Kikuchi Farm cafe』 広大な放牧地を眺めながら過ごせる“六次化カフェ”|Domingo

こだわりのソフトクリーム&ジェラートが自慢の十勝・広尾町『Kikuchi Farm cafe』 広大な放牧地を眺めながら過ごせる“六次化カフェ”

北海道・十勝の広尾町にある『Kikuchi Farm cafe(菊地ファームカフェ)』は、千葉県出身の菊地さんご夫婦が「酪農をもっと身近に感じてほしい」という想いで2018年にオープン。2024年7月に5周年を迎え、メニューや店舗をリニューアル!今回は、素晴らしい景色の中で美味しいソフトクリームやジェラートを楽しめる『Kikuchi Farm cafe』の魅力をご紹介します。

“おいしく食べて、酪農にふれる” 牧場と一体化する六次化カフェ

『Kikuchi Farm cafe』には十勝・広尾町ならではの、放牧地でゆったりと過ごす牛、青い空、生い茂る牧草といった風景が広がります。ときには汗水垂らして働く酪農家さんの姿、トラクターが牧草ロールをつくるなど、生産の現場らしい風景も見られます。

Kikuchi Farm cafe

のびのびと放牧地で過ごす牛たち

2階建ての店内は、1階は1人~4人の少人数、2階は4人以上の大人数利用が多く見られますが、少人数でも広く景色を眺めたいときは2階がおすすめ!1階には小上がりのスペースがあり、子供が遊べるおもちゃや絵本も完備。子供たちも楽しめる空間で、家族連れでも安心です。

Kikuchi Farm cafe Kikuchi Farm cafe

カフェの2階(上)1階(下)にあるカップルシート

こだわりのソフトクリーム&ジェラート 美味しさの「秘密」

この素晴らしい風景の中で食べていただきたいのが、自慢のソフトクリームとジェラート。しっとり濃厚なミルクで毎日でも食べたいふわふわのソフトクリームと、6種~10種のさまざまなフレーバーを楽しめるジェラートは絶品。

Kikuchi Farm cafe

「ジェラート(ダブル)」430円と「ソフトクリーム(ワッフルコーン)」380円

Kikuchi Farm cafe

いちごミルク、チョコチップ、抹茶などの味が並ぶショーケースは色鮮やか

ソフトクリーム&ジェラートの美味しさの秘密は、季節によって違う牛乳の風味を活かしていること。菊地ファームの牛は、春・夏は主に牧草を食べて放牧地で過ごし、冬になると主に牧草ロールの草やデントコーンなどを食べ牛舎で過ごします。春・夏と冬の過ごし方の違いで乳脂肪の値が大きく変化し、風味にも差が出るという訳です。濃厚な冬の味と、さっぱりとした夏の味。四季で少しずつ変化していくソフトクリーム&ジェラート、ぜひご賞味ください。

Kikuchi Farm cafe

パティスリーウエダとコラボした「広尾なめらかプリン」(300円)も人気

ブラウンスイスの経産牛「十勝わがママビーフ」も絶品!

お店ではソフトクリームやジェラートといったスイーツに加え、食事もしっかり楽しめます。ここで味わえるのが、菊地ファームのブランド牛「十勝わがママビーフ」をつかったメニュー。ブラウンスイスという品種、かつ出産経験のある経産牛を使用したボロネーゼやロコモコ丼、ハッシュドビーフは、どれも肉肉しいジューシーな味わい!

Kikuchi Farm cafe

十勝わがママビーフ、星屑昆布、山畑製麵の生パスタなど地元の食材を使った「ボロネーゼ」1,000円

「十勝わがママビーフ」の牛たちは無理な肥育をしておらず、搾乳の役目を終えた後、1か月ほどゆったりとお休みさせた後、食肉としてカフェで提供。店内には提供している牛の名前が掲示されているので、感謝していただきましょう。

Kikuchi Farm cafe

新商品の「ボロニアサンド」580円

帰り際には「十勝わがママビーフ」やお料理に使われている「星屑昆布」、広尾町のガイドブック「PIRUY」など、個性豊かな広尾町のお土産を購入することも。また、毎年放牧の開始日には、放牧地に入って見学ができる特別なイベントも開催。酪農を知るきっかけになる“6次化カフェ”、広尾町に来た際はぜひお立ち寄りくださいね。

Kikuchi Farm cafe

こちらも自慢の牛乳や、広尾町のお土産も買える物販コーナー

※価格は全て税込

SPOT Kikuchi Farm cafe(菊地ファームカフェ)

Kikuchi Farm cafe

■所在地:北海道広尾町野塚11線8番地4
■営業時間:10:00~16:30(食事は11:00~14:00)
■休業日:火・水(不定休あり)
「Kikuchi Farm cafe」の詳細や地図情報はこちら

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ライタープロフィール

中村まや 鹿女 / 編集者 中村 まや

宮城県出身。グルメメディアの編集者から猟師へと転身。”鹿女まやもん”という愛称で親しまれている。おいしく命をいただくことをモットーに、鹿を獲るところから精肉まで一貫して行う。また、ロゴやパンフレットのデザイン制作やライター業、イベントの企画運営などフリーランスの編集者としても積極的に活動している。

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