Domingo編集部
その名も「くずバー」。
ちょっと不思議なネーミングと、まるでアイスキャンディーのようなカラフルな見た目に心惹かれます。が、アイスキャンディーとはまったく異なるものなのだそう。その真相を探ってみましょう。
売られているのは、1945年に芦別にて創業し、現在の石狩市に移ってからも半世紀近く営業を続けている「和洋菓子のなかむら」。赤い店舗が可愛らしくて、いかにもお菓子屋さんといった雰囲気のお店です。
カラフルなくずバーは、店内の冷凍庫に保管され販売されています。その見た目から「アイスキャンディーとどう違うの?」と思われるかもしれません。これが、食べてビックリ! まったくの新感覚なのです。ぷるんとした歯触りで、通常のアイスキャンディーのようなキーンとした刺激がありません。もちろんしっかり冷たいのですが、歯に染みず、優しい食感です。
くずバーの正体は、実はくず粉。くず粉とグラニュー糖を水と共に火にかけて煮溶かし、そこにさまざまな果汁を加えて作られています。食感同様、自然な果汁の優しい甘さが特徴です。いちご、ブルーベリー、マンゴー、白桃などの他、季節限定の味も加わるというから、選ぶ際には迷ってしまいそう。ちなみに2021年5月1日からはレモンとオレンジが季節限定で発売されているので要チェックです(下記写真はオレンジ)。
値段は1本180円(税込)。冷凍庫で冷やして食べてもおいしいのはもちろん、溶かして食べるとまた違った感覚で楽しめるのだそう。いずれにせよ、くずバーはくずバーでしか味わえない食べ応えがあるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょう。手土産として持参しても、きっと驚かれ、喜ばれること間違いなしです。
和洋菓子のなかむら
所在地:北海道石狩市花川南7条3丁目36
電話:0133-73-8560
公式Facebook:https://www.facebook.com/和洋菓子のなかむら-757848314276556/
ライタープロフィール
北海道観光カメライター ぶちねこ
北海道の観光スポットや観光施設につながりをたくさん持ってる「ぶちねこ」です。北海道に住んでいると当たり前に思っているものでも、素晴らしい資源がたくさんあります。そんな素敵な北海道の魅力を発信していきます。