
Domingo編集部
北海道の桜といえばエゾヤマザクラやソメイヨシノ、チシマサクラなどがありますが、もうひとつ忘れてはいけない桜があります。それが芝桜(シバザクラ)です。この記事では、芝桜をみることができる北海道内のおすすめスポットをご紹介します。
芝桜は、別名ハナツメグサといい、同じ桜という名前でも木に咲く桜とは別物。シバのように広がり桜に似た花を咲かせることから芝桜と呼ばれています。
北海道の春は木に咲く桜と、シバのように広がる芝桜をお楽しみください!
見ごろ:例年5月中旬~6月
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空の下に広がるピンク色の絨毯「ひがしもこと芝桜公園(大空町)」
道内屈指のシバザクラの名所。毎年5月中旬から6月上旬にかけて、満開の可憐なピンク色の花が約10ヘクタールの丘陵一面を鮮やかに染め上げます。澄み切った青空と、ピンクの絨毯を敷き詰めたような見事な風景に感動します。その他、ゴーカートや丸太遊具、ニジマスが泳ぐ釣堀池、バンガローを完備したキャンプ場などもあり、ファミリーで楽しめるスポットです。
■営業時間:8:00~17:00
■料金:中学生以上 700円 / 小学生 300円 ※芝桜まつり期間中
■所在地:大空町東藻琴末広393
「ひがしもこと芝桜公園」の詳細や地図情報はこちら
2
芝桜の甘い香りが夢幻の世界へ誘う「芝ざくら滝上公園(滝上町)」
5月上旬から6月上旬にかけて、芝ざくら滝上公園一面に芝ざくらが咲き誇ります。みかん箱一杯ほどの苗から始まった芝ざくらが、今では10万平方メートルの大群落となり、そのスケールは日本最大規模を誇ります。小さくかわいらしいピンクの花々は甘い香りで街中を包み込み、丘陵地のすそ野を流れる渓谷とともに旅人を夢幻の世界へと誘います。
■営業時間:例年5月1日~降雪期まで(24時間入場可)
・2025童話村たきのうえ芝ざくらまつり:2025年5月7日(水)~6月1日(日)
■料金:無料
※芝ざくらまつり期間中:高校生以上 500円 / 小・中学生 250円
■所在地:紋別郡滝上町元町
「芝ざくら滝上公園」の詳細や地図情報はこちら
3
色彩やかな花々と芝桜が咲き誇る都市公園「太陽の丘えんがる公園(遠軽町)」
ひとつの丘の頂から裾野までをそのまま生かし、色鮮やかな花々で埋め尽くされる約65hの広大な都市公園です。春から初夏にかけてエゾヤマザクラや淡い薄紅色の芝ざくら、つつじが咲き乱れ、夏から秋にかけては1,000万本ものコスモスなど、季節ごとに様々な花を楽しめます。園内にある見晴牧場からは、晴れた日にはオホーツク海まで一望することもできます。
■所在地:紋別郡遠軽町丸大
「太陽の丘えんがる公園」の詳細や地図情報はこちら
4
鉄道沿線に広がるピンクと白の絨毯「札苅村上芝桜園(木古内町)」
木古内町札苅地区にある個人宅の芝桜園。趣味から始まった芝桜園は、種類や色も豊富で手入れが行き届いてることから口コミで広まり、毎年5月上旬には美しい芝桜を見に大勢の人が訪れます。道南いさりび鉄道の沿線に位置しているので、列車と芝桜のコラボレーションが撮れる写真スポットとしても人気です。
■営業時間:2025年4月19日(土)~5月25日(日) 10:00~16:00
■所在地:上磯郡木古内町札苅157-7
「札苅村上芝桜園」の詳細や地図情報はこちら
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芝ざくらと羊蹄山の大自然のコントラスト「三島さんの芝ざくら庭園(倶知安町)」
倶知安町にある個人宅で、毎年ご好意で一般開放している芝ざくら庭園です。5月下旬~6月上旬に見ごろを迎え、遅い春を告げる倶知安町の名所となっています。満開時には約4千平方メートルの花壇に、赤やピンク白の花々が鮮やかに咲き乱れます。天気が良い日には、芝桜のバックにそびえ立つ羊蹄山の姿も見られます。
■営業時間:見ごろ 例年5月下旬~6月上旬 ※天候状況により変更します
■所在地:虻田郡倶知安町旭51
「三島さんの芝ざくら庭園」の詳細や地図情報はこちら
今回ご紹介したおすすめ芝桜スポット以外にも花見ができる場所が北海道各地にはありますので、ぜひお気に入りの場所を見つけて満喫してくださいね。
※花見をする際はみんなが気持ちよく楽しめるように各施設や各地域が定めているルールに従って利用しましょう!
※開花・満開予想日は記事掲載時点のものです。現地へ訪れる際は必ず事前に最新情報をご確認ください。