帯広にある「Bistro Barrique」は、ボリュームたっぷりのビストロ料理が魅力の人気店。選べるメインと豪華な前菜盛りが楽しめるランチや、アラカルトも充実のディナーは、ビストロ好きや特別な日の食事にもぴったり。オーナーシェフがこだわり抜いた料理の数々を、肩肘張らずに楽しめるお店です。

オーナーシェフの小松健志さん

店名の「バリック（Barrique）」とは、ワインを熟成させるために使用される小樽（オーク樽）のこと。オーナーシェフ小松さんが「お客様には樽のように満腹になって満足して帰ってほしい」という思いからこの店名にしたんだとか。その思いが料理に反映されていて、本当にどのお料理もすごいボリューム。ディナーは４人ほどで行くと、シェアしながらいろんなお料理を頼めそう◎

店主自らリノベーションしたというおしゃれな店内

オーナーシェフの小松健志さんは東京出身。飲食店でのバイトがきっかけで飲食に興味をもち、27歳の時に東京・恵比寿の「ル・ビストロ」で働き、尊敬できるお店とシェフに出会ったことで料理人を志しました。「ル・ビストロ」で働いた経験を軸としながら、本を読んだり、ほかのお店に食べにいくなどして徐々に自己流のビストロに。フレンチのコース料理とはまた違った、ラフに食べられる「ビストロ」らしいたのしさが味わえます。

毎年ひとつずつ増えている熊の置物たち

「粗びきソーセージ」1200円

ランチもディナーも予約なしでも来店は可能ですが、10席と席数が少なくワンオペのため、電話かDMでの予約がおすすめ。お一人さまのランチから、ご夫婦や家族の誕生日や記念日利用まで、いろんなシーンでビストロを楽しめます。

ランチはメインが選べる２種のコースがあります。ひとつは前菜が少なめの「Lunch A」1800円。もうひとつは前菜盛り合わせが豪華な「Lunch B」2300円。おすすめは前菜がすべてたのしめる「Lunch B」ですが、ボリュームが多いため、小食の方には「Lunch A」をおすすめしているそう。

単品メニューの「前菜盛り合わせ」。ランチの前菜盛り合わせは、この半分の量がセット

ランチのメインは、どちらのコースでも「牛ランプのロースト」「鯛のポワレ」「鴨のロールキャベツ」「ハチノスのトマト煮」の４種から選べます。４種から迷えるなんて、お昼から贅沢な悩みですね…！

「牛ホホのワイン煮」2,500円。添えられたマッシュポテトはとてもなめらか

ディナーは、前日までの事前予約があれば6,000円〜のコースもOKですが、基本的にはアラカルトで好きなものを注文するスタイル。北海道の蝦夷鹿を使用した「鹿のしんたまロースト」や、「牛ランプのロースト」が人気です。どのお料理もボリュームたっぷりで、目で見て驚き、食べてもまたおいしくてびっくり、幸せになれるものばかり。「牛ホホのワイン煮」は、ナイフが軽く通るほどお肉が柔らかく、香り豊かな赤ワインと共に楽しみたい一品です。

ボリュームたっぷり！ジューシーに焼かれた「鴨胸肉のロースト」2,500円

お酒のラインナップは、ビールはハートランド、ワインはハウスワインのグラス、またはボトルで重すぎないビストロに合う「ガメイ」品種などの軽めのワインを提供。個室はなく、テーブル席がメイン。カウンターもあるので、お一人様の来店も多いそう。子供専用の椅子はありませんが、子供との来店もOKです。ちょっとしたご褒美の日にぜひ訪れてみてください。

赤ワイン各種。ナチュールワインも楽しめる

※金額は全て税込