Domingo編集部
他にはない味を求めて、地元の人はもちろん、観光客もわざわざ訪れるといいます。一体どんなかまぼこなのか、探ってみましょう。。
店内に入ってすぐ、その魅力が伝わってきました。まるで和菓子のようなショーケースに並べられた商品の数々は「これってかまぼこなの!?」と、概念が覆されるはず。いろんな形をしていて、見るだけで心躍ります。
そして何より、どれもこれもおいしそうなのです。棒の付いた「スティックかまぼこ」(税込220円)をはじめ、かぼちゃが目を引く「かぼちゃさん」(税込130円)や、新鮮なたこを生地に混ぜ込んだ「たこロール」(税込165円)など、味が気になって全種類買いたくなってしまいます。
こんなに斬新なかまぼこを生み出しているカネタ吉田蒲鉾店ですが、その創業は明治32年……実は120年以上の歴史を誇る老舗店なのです。たらこ加工を商売にしていた初代が、近くの料理店と共同でかまぼこを作ったのがはじまりで、今も看板商品の「角焼」(税込373円)として受け継がれています。
ちなみにこの角焼、おでんなど煮物にするのもおいしいですが、薄く切ってわさび醤油で食べてもおいしいのだとか。他にも、たとえばトップ写真で山盛りになっている「だんご天」(10個税込275円)はそのままをおやつ代わりに食べるなど、常連さんたちは思い思いに楽しんでいるようです。岩内町を訪れる機会があれば、ぜひ立ち寄ってみてほしいお店。きっと目移りすること間違いなしです。
カネタ吉田蒲鉾店
所在地:北海道岩内郡岩内町御崎1-5
電話:0135-62-0245
公式サイト:https://www.kanetayoshidakamabokoten.com/
ライタープロフィール
北海道観光カメライター ぶちねこ
北海道の観光スポットや観光施設につながりをたくさん持ってる「ぶちねこ」です。北海道に住んでいると当たり前に思っているものでも、素晴らしい資源がたくさんあります。そんな素敵な北海道の魅力を発信していきます。