一度食べたらやみつきに?!夕張の大地が生み出す甘みと粘りの強い『長いも』|Domingo

一度食べたらやみつきに?!夕張の大地が生み出す甘みと粘りの強い『長いも』

夕張市

まち

12月の1ヶ月間、Domingoは「夕張市(ゆうばりし)」とコラボし、まちの観光スポットや食、特産品等をご紹介しています。 今回ご紹介するのは、夕張市で長年作り続けられてきた『長いも』。夕張メロンと同じように、『味』が自慢の夕張の長いもについて、探ってみましょう!

夕張で長いも?!

「夕張市って長いもも作っているの?」と意外に思う方も多いかもしれません。
実は、夕張市の特産品『夕張メロン』の農家さんが並行して作っている作物に多いのがこの『長いも』なのだとか!

夕張市の長いもは北海道で生産される長いもの元祖。一度食べたらやみつきになる美味しさでありながら市場への流通が少ない希少な一品です。

長芋

夕張市×Domingoのコラボ企画である今回のプレゼントキャンペーンでは、夕張市で長年『味』にこだわって作られ続けてきた『長いも』をプレゼント!

本記事では、夕張市での長いもづくりについてご紹介します。
今回お話をお聞きするのは、夕張メロンの記事でもご登場いただいた、夕張メロン・長いもなどを栽培している農家の太田研吾(おおた・けんご)さんです。

夕張市産長いもの特徴

夕張で栽培されている長いもの特徴は、その甘みと粘りの強さ。

この甘みと粘りを作り出すのは、夕張の『土』の質なのだと太田さんは話します。
農地の大半が樽前系火山灰土に覆われている夕張市。ふかふかで柔らかい火山灰土は、長いもが地下にすくすくと伸びるために適しています。

夕張市の土の最大の特徴は、火山灰土の下に粘土質の土の層があること。この硬くて粘りのある粘土質の土のおかげで、身質が締まって適度に硬さのある長いもができるのだそう。

「硬い土で育つので長いも自体の形は表面がでこぼこしたりするのですが、その硬い土に負けないようにおがろうとするので身が締まって甘みや粘りが強くなるんですよね。形のよさより、食べてみて美味しいと思ってもらえることを優先しています」

太田さん

Domingo編集部も夕張市産の長いもを初めてゲットして食べてみると、生だと粘りの強さが際立ち、加熱するとホクホク、どんな風に食べても甘みが強くて、とっても美味しく力強い長いもでした。

とっても繊細な作業!長いも収穫作業に潜入!

さて、みなさんが普段スーパーで目にする長いもはどんな風に収穫されているのか、知っていますか?

「長いもの収穫は11月中旬には終わるから、見に来るなら今のうちです!」とJA夕張市の高橋さんにお聞きして、収穫の様子を見学させていただきに夕張市に駆けつけました。

まずは重機で土を掘り起こし。土のなかの長いもを傷つけないよう、繊細かつ華麗な動きで土を掘っていきます。

太田さん

重機で掘られた土のなかから、人の手で一本一本傷をつけないよう長いもを探し出し収穫します。重機を使っているから大胆な作業なのかと思いきや、実はとっても繊細な作業。

重機の操作から、収穫、そして選別しながらコンテナに入れていく作業がすごい連携プレーで行われており、ただただ皆さんのパワーや技に感動しきり。

太田さん

こうして収穫された長いもは、とっても希少なもの。夕張市内のAコープか、贈答用にしか出回らないのだとか。

贈答用の長いもは鮮度を保つため、土がついたまま一本一本紙でくるまれ、さらに湿度や温度を適度に保つ作用のあるもみがらとともに梱包されて保存・出荷されていきます。

■JA夕張市ネットショップ
※2021年度産 長いもは受付を終了しております。

長いもって、どんな風に作られているの?!

さて、『長いも』は畑ではどんな姿で成長し、収穫されているのでしょうか?
太田さんは「メロンづくりに比べたら遊びみたいなもの」だと話しますが、『味』にこだわる長いも栽培にも、多くの手順が…。

手順をみてみましょう!

■3月下旬 - 種切り・乾燥
長いもの種となる『種いも』を一定の大きさに切る作業。この頃はメロンの作業も始まっていて、忙しい時期なのだそう。


■4月下旬〜5月中旬 - 催芽・順化
催芽とは、種いもから発芽させる作業のこと。太田さんは長いもを元気に育て上げるため、畑に種いもを植えて芽を出させるのではなく、まず温度管理をして芽を出させる方法をとっているのだそう。20日間を要します。
その後に行うのが、苗の温度を畑の温度まで徐々に下げて慣れさせる順化という作業。植物も人間と同じように、急激な温度変化で体調を崩してしまいやすいんだとか。


■5月中旬〜5月下旬 - 定植
芽を出した種いもを、いよいよ畑に植えていく作業。長いもを大きく美味しく育てるため、畑は1m以上おこしておく必要があるそう。


■6月中旬 - 支柱たて
長いもにムラなく日光を浴びてもらうために行うのが、支柱たての作業。4株あたり1本の支柱を立てるのだそう。太田さんは約2万4千株の長いもを栽培しているので、約6千本もの支柱を立てるんだとか。

支柱たて

立てた支柱を這って、長いものつるがどんどん上に向かって伸びていく姿にとても感動するのだと太田さんは話します。

「長芋はやっぱ偉いんですよ。支柱立ててあげれば勝手に支柱に巻き付いてくるんです。地面を這うよりも自分が成長できるって自分でわかっているその生命力がすごいなあって、農家やってずっと思ってますね」


■7月中旬・8月中旬 - 手取り除草
長いもの近くに生えている草を手で取る作業を2度行います。この頃、地下の長いもは10cm程度の大きさなのだそう。

長いもが育つ姿

ここから一気に長いもの部分の成長が始まるのだそう。8月中旬〜9月中旬の1ヶ月で急成長し、60cm〜70cmに。その後の1ヶ月でさらに10cmほど成長し太さや美味しさを充実させていきます。


■10月中旬 - つる切り・支柱抜き
長いもが十分成長した10月の中旬ごろ、黄色く色づいた葉っぱをつけるつるを切り、支柱を抜いて収穫に向けた準備をします。

長いもの葉っぱが色づく



■11月上旬 - 収穫
つるを切り、長いもとしての生育が完全にストップした後、10日ほど畑で熟成させていよいよ収穫!夕張の長いもは100%秋掘りです。

収穫前の畑

収穫の様子

あくまでも、夕張メロンの作業の合間でやるのが長いも栽培。その作業の兼ね合いが難しいのだそう。メロンだけでも、長いもだけでもすごく大変そうな作業なのに、これを両立している農家さんには本当に尊敬の念しか浮かびません。

長いも農家・太田さんおすすめの食べ方!

『味』にこだわった長いもを作る太田さんおすすめの食べ方は「とろろ」なのだそう!

「好きな食べ方は、やっぱりとろろ!一番知られていると思うけれど、シンプルだからこそ手の加えようがないので、夕張の長いもの特徴である甘み、粘りの強さが一番感じられる食べ方なんです。揚げたり焼いたりするのももちろん美味しいですよ。

今年の夏は全道的に雨が少なかったり気温が高い日が続いていましたが、今年も美味しく出来上がっています!ぜひ夕張の長いもを味わってみてください!」

長いも

一部 画像提供:JA夕張市

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