Domingo編集部
札幌駅の北口側にある隠れ家的レストラン「sopracciglia(ソプラッチリア)」は、イタリアンを中心に旬の食材を使用し、カテゴライズに収まらない自由な料理を提供しています。店主自らリノベーションした店内は、おしゃれで居心地抜群。こだわり抜いた自家製の素材をふんだんに使った美味しい料理の数々と、そのこだわりをご紹介します。
1. 身体に良くて美味しい。こだわりが詰まった店主の“自家製”メニュー
2. 絶対に食べて欲しい!「こだわり卵の絶品ぷるぷるオムレツ」
3. 全国の厳選食材&食品が購入できるセレクトショップ「ブリコ」
身体に良くて美味しい。こだわりが詰まった店主の“自家製”メニュー
食への探究心が強い人には、ぜひきてほしいこのお店。もの静かながら熱いハートを感じる素敵な宇津木シェフのお料理は、本当にどれも絶品。東京や沖縄の飲食店での経験を経て札幌へ移住し、「ソプラッチリア」をオープンさせ、いまではファンの多い人気店です。
「生きているうちに食べられるものには限りがあるので、だからこそおいしくて身体に良いものがたべたいじゃないですか。だから、ソプラッチリアでは身体に良い食材を使ってます」と宇津木さん。
詳しく話を聞くと、ご自身で山に入って鹿の狩猟を行ったり、日本酒作りの田植えをしたり、また魚を釣ったりと、食にまつわることはなんでも実践!お店で提供する食材やお酒も、とにかく自分でつくってみるんだとか。
気になる料理には、ご自身で獲った鹿肉のベーコンや、菜園で採れたハーブのクリームチーズ、自家製のマヨネーズなど、宇津木さんの自家製が盛りだくさん! 旬のものを使用したお料理との一期一会の出会いに、感動すら覚えます。
そんな宇津木さんの食に対するこだわりっぷりは、お客様の胃袋を鷲掴み。ソプラッチリアに集う人は食にこだわる方が多く、良い農家さんやおすすめの食材などの情報をもらうことも多いそう。
ソプラッチリアで扱う豚肉「やぶた豚」も、そんな紹介から繋がった農家さんの一人。十勝清水町の大自然に囲まれた小さな養豚場で育てられていて、ワクチンや抗生物質などの人工的な薬は非投与。また、北海道の自然農法の野菜や穀物をメインで食べています。丁寧に育てられたやぶた豚は、綺麗な脂とやわらかい肉質です。半頭買いで直接仕入れるからこそできる様々なメニューがあり、不定期で入荷する超新鮮なモツはファンが悶絶する旨さなんだとか!
実は、このやぶた豚を札幌の飲食店で食べられるのはソプラッチリアだけ。ハンバーグやローストで贅沢に召し上がれ。
絶対に食べて欲しい!「こだわり卵の絶品ぷるぷるオムレツ」
そんなやぶた豚のベーコンが乗った「ミックスオムレツ」が人気No.1メニュー。宇津木さんがこれまた惚れ込んでいる、当別町「Farm Agricola」の平飼い有精卵「ORGANIC EGG」を使用しています。プルプルに焼き上げたオムレツは柔らかいクリーム色をそのままに、クセがなく卵本来の甘みを感じる仕上がり。カリカリに焼き上げたやぶた豚のベーコンと一緒に頬張れば、ほっぺたがとろけるおいしさ。自家製マヨネーズとハーブクリームチーズをつけて少しずつ味変も楽しんで◎
他にも、美味しそうなメニューがいっぱいあるので、4人くらいでシェアしてたくさん食べたいところ。また、ドリンクメニューも充実しており、国内外のワイナリーから仕入れたナチュラルワインから、国産のマッコリ、ノンアルも道産のトマトジュースなど、誰と来ても嬉しいラインナップ!
全国の厳選食材&食品が購入できるセレクトショップ「ブリコ」
そして、食べたあとは買い物も楽しんで◎ 北海道なのに北海道のものが買えるお店が少ないことに疑問を持った宇津木さんは、気軽に良い食材に出会えて購入できる場所をつくろうと、2023年から「ソプラッチリア」の中に食のセレクトショップ「ブリコ」をオープしました。お店で食べた料理で美味しいなと思ったら、ここで買えるのも嬉しい限り。
北海道のもの以外にも、九州の食材や東北のワインなど宇津木さんやスタッフが良いと思ったものが並んでいます。お買い物だけで入店するのももちろんOK。
食べるのがすきな人はもちろん、北海道の食材を知りたい人、健康的な食生活を意識する人にぴったりの「ソプラッチリア」。友達と恋人と、あらゆるシーンで喜ばれそうな一軒。一杯飲みに行ったり、ブリコでお買い物したり、しっかり飲み会を楽しんだり…!ぜひ札幌に行く際は立ち寄ってみてください。
※価格は全て税込
sopracciglia (ソプラッチリア)
■所在地:北海道札幌市北区北7条西6 チュリス札幌第2 1F
■営業時間:
・火・水・木・金 17:00-23:00(L.O. 22:30)
・土・日 15:00-21:00(L.O. 20:30)
■休業日:月曜日
「sopracciglia (ソプラッチリア)」の詳細や地図情報はこちら
ライタープロフィール
鹿女 / 編集者 中村 まや
宮城県出身。グルメメディアの編集者から猟師へと転身。”鹿女まやもん”という愛称で親しまれている。おいしく命をいただくことをモットーに、鹿を獲るところから精肉まで一貫して行う。また、ロゴやパンフレットのデザイン制作やライター業、イベントの企画運営などフリーランスの編集者としても積極的に活動している。