さっぽろオータムフェスト2025開幕!各会場の“推しグルメ”7選を実食レポート|Domingo

さっぽろオータムフェスト2025開幕!各会場の“推しグルメ”7選を実食レポート

大通公園の秋を彩る「さっぽろオータムフェスト2025」が9月12日(金)に開幕。北海道中の美味しい食が集うフードフェスには、ありとあらゆるグルメが目白押し。今回は大通公園4丁目から11丁目まで広がる全7会場を実際に巡り、各会場でぜひ食べてもらいたい“推しグルメ”7選をご紹介します。

4丁目:函館元町カール・レイモンハウス「カリーブルスト」

4丁目会場

4丁目会場入口

大通公園4丁目会場は、オータムフェストの玄関口である「IN4(インフォ)スクエア」。 通りがかりに思わず吸い込まれるように入ってくる人も多く、常ににぎわっている会場です。まずは軽くつまめるフードやスイーツを楽しみつつ、マップを見ながら広いオータムフェストをどう回るかを考えるのがおすすめです。

函館カール・レイモン カリーブルスト

「函館カール・レイモン カリーブルスト」(1,000円)

ここでいただいたのは「函館カール・レイモン カリーブルスト」(1,000円)。カリーブルストはドイツのB級グルメで、札幌ではミュンヘン・クリスマス市などでも人気のメニューです。

函館カール・レイモン カリーブルスト

炭酸の効いたお酒にぴったりの味わい

ハーブの効いた旨みたっぷりのソーセージに、ほんのりスパイシーなケチャップとカレー粉。ほくほくした食感のじゃがいもも添えられて、ボリュームも充分です。レモンサワー(500円)とともにいただきました。サッポロクラシック生ビール(700円)にも合いそうな味わいでした。

5丁目:札幌カリーキングダム「カレー3種セット」

5丁目会場

5丁目会場入口

大通公園5丁目は、ラーメンやカレーの有名店が出店する「北海道 BAKU BAKU PARK」。会場内北側には「HOKKAIDOラーメン祭り2025 in さっぽろ」、南側には「札幌カリーキングダム」があり、どちらも券売所でチケットを購入して各ブースで引き換える仕組みです。

札幌カリーキングダム

札幌カリーキングダムのブース

ラーメンも大人気ですが、今回は札幌カリーキングダムの「カレー3種セット」(1,650円)をチョイス。4つのブースの中から好きな3種類を選んで、自分だけの合いがけカレーを作れます。

札幌カリーキングダム

3種類をあいがけにして、混ぜて楽しむ人もいるのだそう

「E-itou Curry」の「北海道産もち豚角煮のジンジャーカレー」、「CURRY KITCHEN onion」の「17スパイス×濃厚玉ねぎの無水チキンカレー」「ホンジツノカレー」の「いか墨のコクと旨み サッポロブラックキーマカレー」を選択。毎日異なるカレー屋さんが出店するカリーキングダムでは、期間中に何度も別のカレーに出会えます。

6丁目:北の海鮮・串・個室居酒屋なまら屋「活タコの唐揚げ」

6丁目会場

6丁目会場入口

6丁目会場は、ステージイベントと食のペアリングを楽しむ「6丁目 食と音楽 奏デリシャス!」です。

6丁目会場

音楽イベントが開催されるステージ

北側にある野外ステージでは、期間中の土・日・祝の夕方からさまざまな音楽イベントが開催されています。初日となる9月12日(金)の夜は、陸上自衛隊第11音楽隊の生演奏を聴くことができました。

北の海鮮・串・個室居酒屋なまら屋

「活タコの唐揚げ」(800円)

ここでいただいたのは「北の海鮮・串・個室居酒屋なまら屋」の「活タコの唐揚げ」(800円)。やわらかくジューシーで旨みたっぷりのタコは、鮮度の良さを感じられます。サクサクと軽やかな衣で、お酒のすすむ味わいでした。会場内はスイーツ類も充実しているので、おつまみや甘いものを片手に音楽を楽しむのもおすすめです。

7丁目:「Niseko Pizza」と長沼シードル

7丁目会場

7丁目会場入口

北海道産のお酒とグルメを楽しむ「大通公園 7丁目BAR」。北海道産のワインやシードル、クラフトビール、焼酎、日本酒などがそろいます。

7丁目会場

「フンギ&サルシッチャ」(3000円)

店内の窯で焼き上げられるピザを求めて毎年大行列ができる「Niseko Pizza」で、「フンギ&サルシッチャ」(3000円)をいただきました。黒松内産のモッツアレラチーズに、たっぶりのきのこ、香ばしい生地にバルサミコの風味がさわやかで、秋らしい味わい。人気&行列も納得のおいしさです。

長沼シードル 旅鳥

「長沼シードル 旅鳥」(900円)

フードに合わせるお酒は東側・西側に分かれた「大通公園7丁目BAR」で購入できます。選んだのは長沼町・MAOIワイナリーの「長沼シードル 旅鳥」(900円)。すっきりした飲み口で、りんごのさわやかな風味が感じられました。

長沼シードル 旅鳥

ノンアルコールの「シャインマスカットソーダ」(1300円)

会場内には北海道産のワインやビールのほか「シャインマスカットソーダ」(1300円)など、かわいくておいしいノンアルコールドリンクも充実しているので、お酒を飲まなくても楽しめます。

8丁目:せたな町「うにごはん」

8丁目会場

8丁目会場入口

8丁目会場は北海道内の市町村の名物が集まる「さっぽろ大通 ほっかいどう市場」。紋別市の「本ずわい甲羅焼き」(1200円)や古平町の「チップのいろり焼き」(600円~1000円)、苫小牧市の「ほっきカレー」(1500円)など、オータムフェストの名物とも言えるグルメがそろいます。

うにごはん

せたな町の「うにごはん」(1500円)

おいしいものが大渋滞していて迷いつつ、今回選んだのは道南・せたな町の「うにごはん」(1500円)。せたな町産のムラサキウニがたっぷり乗って、磯の旨みを感じられるぜいたくな一品です。

うにごはん

ムラサキウニたっぷり!

ふわふわのうにはほんのり甘く、香り豊か。旨みをしっかり吸ったごはんに、箸休めの紅生姜も効いています。8丁目会場は短期間だけ登場するものも多く、一期一会感の強い会場です。また、人気のメニューは夕方には売り切れてしまうことも。早めに行くのがおすすめです。

10丁目:焼肉みなほっ しんきん牛一頭買い「牛ランプステーキ」

10丁目会場

10丁目会場入口

肉料理の有名店が集結する「産地とあなたをつなぐ お肉じゅっ丁目」では、北海道産を中心とした牛・豚・羊・鶏などのお肉がそろいます。入口からすでにお肉の焼けるいい香りが漂っていました。

牛ランプステーキ

「牛ランプステーキ」(1,600円)

ザンギやジンギスカンもいいけれど、がっつりビーフが食べたい!ということで、選んだのは「焼肉みなほっ しんきん牛一頭買い」の「牛ランプステーキ」(1,600円)。

牛ランプステーキん

やわらかく、ほどよいかみごたえで「お肉を食べた感」も充分

オーダー後に焼き上げられたステーキは、赤身肉らしい心地よい歯ごたえがありジューシー。さわやかな粒マスタードが絶妙なアクセントで、ビールや赤ワインとの相性良好です。木のテーブルやローチェアが並び、アウトドア感が楽しい会場内。キャンプでお肉を焼いて食べているような、開放感が味わえました。

11丁目:シェフズキッチン「Semina 田中シェフの仔牛の煮込み」

11丁目会場

11丁目会場入口

しめくくりの11丁目は、ちょっと大人なひとときを提供する「PRECIOUS TABLE」。札幌を代表する有名店のシェフたちの料理を1,000円からリーズナブルに味わえるシェフズキッチンが人気です。

Semina

シェフズキッチンのメニューはお酒と一緒に味わうのがおすすめ

開幕の12日・13日は札幌のイタリアン「Semina(セミーナ)」田中シェフの日。「せたな 野中さんの仔牛の煮込み 栗山産ポレンタ」(1,000円)と、「スパークリングワイン」(1,100円)をいただきました。

Semina

「せたな 野中さんの仔牛の煮込み 栗山産ポレンタ」(1,000円)

フォークを入れた瞬間にほろりと崩れるやわらかさです。栗山のとうきびの旨みを感じられるポレンタを添えて、やさしいけれど奥行きのある味わいの一皿でした。名店の味を気軽にいただけるシェフズキッチンは、お得で楽しい企画。実店舗を訪ねるきっかけにもなりそうです。

会期は10月4日(土)まで。さっぽろオータムフェストへ出かけよう

会場案内図

4丁目会場入口に立つ会場案内図

さっぽろオータムフェストの会場はとても広く、全長は約1km。すべて回るには4丁目から11丁目方面へ、あるいは11丁目から4丁目方面へと一方通行で動くのがおすすめです。また、人気のイベントゆえに、時間帯によっては座るスペースがなかなか見つからない可能性も。スタンド席で立って食べる可能性があること、混雑した会場内をたくさん歩くことを想定して、動きやすい服装と歩きやすい靴で出かけてくださいね。

※金額は全て税込


▼全7会場の特徴などは、こちらの記事からどうぞ!

ライタープロフィール

札幌在住ライター 羽田 さえ

岐阜県出身。2021年に熊本から札幌へ転居し、北海道の広さとおいしさに驚愕。グルメ、旅行、農業、不動産を専門とするフリーライター。

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