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北海道土産の定番「もりもと」人気お菓子4選! 人気の「ハスカップジュエリー」からロングセラー商品まで
北海道産食材を生かしたお菓子作り
今年で創業77年を迎えるもりもと。樺太から引き揚げた森本吉雄氏が千歳で開いた小さなパンと菓子の店が始まりでした。「戦後の食べ物のない状況下、米に依存することなく、パンを食べることで食生活の幅を広げなければいけない」という一心で、当時としては珍しく和菓子と洋菓子、パンの3本柱で店を大きくしていきます。
はじめの頃は拾ってきた鉄板などで、生地で焼き餡を挟んだものを売り歩いたりもしていましたが、その甲斐あってか、地元客を中心に評判が広がり、毎日午後の3時頃には商品が完売するほどの人気店となります。
軌道にのったもりもとは、いかに「もりもと」らしいお菓子を作るかというところに注力していきます。新製品の開発をはじめ、辿り着いたのが地元・千歳にちなんだお菓子の製品化です。そして、試行錯誤の末に完成したのが、現在も代表作として名を馳せる「ハスカップジュエリー」です。
ハスカップは北海道でも勇払原野や千歳周辺にしか原生していない希少な特産果実。「酸っぱみがあり、青紫の色がきれいで、お菓子になんとか活用したい」。そう思った森本氏は、ハスカップの皮まで煮詰めたジャムをクッキーに挟み、ジャムが流れ出ないように周りをチョコレートでコーティングした「ハスカップジュエリー」を考案。その後、国内線の機内食にも採用され、またたく間に北海道を代表する銘菓へと成長を遂げていきます。
このように、もりもとは、北海道という土地が素晴らしい食材の宝庫であること、なかでも千歳にはおいしい水があり、道内各地の素材を入手しやすい環境であることを生かし、お菓子やパン作りをしていています。「素材そのもののポテンシャルが高い北海道だからこそ、その素材のおいしさを引き出すことにこだわり、北海道の魅力が伝わる商品の開発を続けている」のだと教えてくれました。
北海道の紫の宝石をスイーツに「北のちいさなケーキ ハスカップジュエリー」
「北のちいさなケーキ ハスカップジュエリー(4個入)」1,280円~
「ハスカップのジャム」「薄焼きバタークッキー」「特製バタークリーム」「縁取りチョコ」、この4つの要素が重なりあうことで、酸味とコクを楽しめる「北のちいさなケーキ ハスカップジュエリー」。
北海道外の方にはあまり馴染みがないかもしれませんが、ハスカップはアイヌ語の「ハシカプ(枝の上にたくさんなるもの)」が由来で北海道に古くから自生している果実。収穫時期は6月末~7月末のたったの1か月。市場に出回ることも少ないため、道民にとっても希少な果実として知られています。
その小さくてデリケートな実はまるで宝石そのもの。少しの刺激でも傷ついてしまうため、今でも手摘みで収穫されています。「北のちいさなケーキ ハスカップジュエリー」は誕生して今年48年が経ちますが、発売当初は、生産農家も少なく、職人自ら自生していたハスカップを収穫し作っていたのだそう。
最もおいしく溶け合うハーモニーを味わってほしいと商品は要冷蔵。「まだまだ知られていないハスカップとのファーストコンタクトが『ハスカップジュエリー』だと、もっとハスカップを知りたくなるはず」と広報担当者。第20回全国菓子大博覧会・東京において内閣総理大臣賞を受賞している、もりもと自慢のスイーツです。
老若男女に愛されるロングセラー商品「雪鶴」
「雪鶴(2種詰め合わせ 5個)」1,100円~
80年近く続くもりもとの歴史の中で一番のロングセラーが、バタークリームをサンドした軽い口当たりのブッセ菓子「雪鶴」です。「子どもからお年寄りまで食べやすい地元の銘菓を」と、1972年に生まれました。
北海道バターで作るバタークリームは風味豊かな味わい。外はサクッと中はふわっとした構造のブッセなので、ぼろぼろとこぼれてしまいますが、これもまたこのスイーツの醍醐味。ほどけるような儚い口溶けをお楽しみください。
フレーバーは「ばたーくりーむ」「ハスカップクリーム」の2種類。「ばたーくりーむ」にはチーズが入っており、その塩味がアクセントになっています。一方「ハスカップクリーム」は、ハスカップのほどよい酸味とバタークリームを混ぜ合わせたもので、“もりもとならではの味わい”が評判を集めています。
印象的な鶴のパッケージは、漫画「テルマエ・ロマエ」の作者であるヤマザキマリさんが手がけたもの。幼少期を千歳で暮らしていたヤマザキさんは、雪鶴を発売当初から食べていて、雪鶴のファンだったこともあり、創業65周年の目玉として書き下ろし、それから10年以上「雪鶴」の顔として愛されています。
ハスカップの味をもっと気軽に「北の散歩道 ハスカップ」
「北の散歩道 ハスカップ(8個入)」1,180円~
「ハスカップジュエリー」が要冷蔵商品であるのに対し「『常温でお土産としても使いやすい商品が欲しい』と長年リクエストいただいていた声に応えたい」と誕生したのが「北の散歩道 ハスカップ」です。
「北の散歩道」シリーズは、クッキーとチョコレート、そして北海道産果実のコンフィチュールを合わせたスイーツ。北海道産小麦を使用したクッキーとハスカップチョコの間には、とろりとコンフィチュールが入っており、一口食べるとお口の中いっぱいにハスカップの爽やかさが広がります。常温で持ち運べるので、職場や友人へのバラマキ土産にも持ってこいの一品で、こちらも全国菓子大博覧会の名誉総裁賞を受賞しています。
3種のフレーバーを食べ比べ「ハスカップジュエリー トリオ」
「ハスカップジュエリー トリオ(6個入)」2,260円
新千歳空港で「ハスカップジュエリー」を購入するなら「ハスカップジュエリー トリオ」がおすすめ。「ハスカップジュエリー」は通常2種類の詰め合わせですが、空港限定で3種類のハスカップジュエリーが2個ずつ詰め合わせされた6個入りが販売されています。
内訳は「ハスカップジュエリー」に加え、ミルキーなホワイトチョコで縁取ったまろやかな味わいの「ハスカップジュエリーホワイトバージョン」、ブラックココアのクッキーとハスカップの酸味がダイレクトに伝わってくるようなジャムとの組み合わせが人気の「プレミアムブラック」の3種類。
異なる3つの味わいを食べ比べできるこちらは、国際線ターミナルビル2F「もりもと新千歳空港店」限定の販売です。
※記載の金額は全て税込価格です。
※掲載情報は記事公開時点のものです。
※掲載情報はその後変更となる場合がございますので、最新情報は公式サイトなどをご確認ください。
ライタープロフィール
札幌在住ライター 高島 夢子
佐賀県生まれ。同志社大学文学部西洋文化史学科卒業。大手旅行代理店での勤務を経て、京都の出版・編集プロダクションにてエディター・ライターとして経験を積み、2022年に独立。2024年、好きが高じて北海道へ移住する。旅、食、文化などのコンテンツを中心に、書籍、雑誌、Webメディアで記事を編集・執筆する。