「標茶の美しさを写真で伝えたい」宮澤香織さん【連載「中道智大のしべちゃ日和」(7)】|Domingo

「標茶の美しさを写真で伝えたい」宮澤香織さん【連載「中道智大のしべちゃ日和」(7)】

標茶町

ひと

みなさんこんにちは。標茶(しべちゃ)町の中道智大(なかみち ともひろ)です。僕の視点で標茶町の魅力を伝えていく「しべちゃ日和」は今回で7回目。関東では桜が咲き、早くも花粉のニュースで賑わってますが、標茶は少しずつ風が春めいてきました。雪も少しずつ溶けてきて、いよいよ冬が終わるんだなあと寂しさを感じています。

さて今回ご紹介するのは、標茶町で風景や鉄道写真を撮っている宮澤香織さん。

彼女は普段、私と同じ標茶町役場の交通防災係で働いており、この1年とても仲良くさせていただきました。宮澤さんは私が標茶町に移住するずっと前から標茶町を撮り続けています。

「標茶町で何を撮るの?」

宮澤さんが写真を撮り始めた頃、たくさんの周りの方からそんな言葉をかけられていたそう。しかし宮澤さんは「こんなに美しい場所が標茶にはたくさんあるのに、何を撮るのって思うんだなあ」と思っていました。

当時はInstagramなどSNSが盛り上がりを見せていた時代。標茶町で検索しても出てくる写真は日常的な投稿ばかりで、美しい自然の写真などは全然載っていませんでした。そこで宮澤さんは「だったら私が見せてあげよう!」と立ち上がりました。

宮澤さんのInstagramページ。標茶町だけでなく隣の弟子屈町の美しい風景も


2018年頃からInstagramで標茶町の写真をアップし始めた宮澤さん。その後何年か経ち、最初は自分しかいなかった撮影地にも人がやってくるようになったそう。

「撮影に来た人に話しかけると、Instagramを見て来た人もいて。見た写真を見せてもらうと、私が撮った写真と同じ構図だ。って気づく時もありました」

宮澤さんの写真は確実に町のPRになっていたのです。

宮澤さんの写真から感じるもの

「この先、いつかなくなってしまうかもしれない。その時のことも考えて将来に残したい」

宮澤さんは風景だけではなく、標茶町を走る釧網本線の撮影も続けています。毎年冬になると標茶町を走るSLも、宮澤さんにとって大切な被写体のひとつ。2021年に開催された標茶町内でのSLフォトコンテストでは、見事優秀賞を受賞しました。

塘路湖の朝焼けの中を走るSL

2021年「SLフォトコンテスト」で優秀賞を受賞した写真


今回僕は宮澤さんの撮影に同行させていただきました。早朝5時に塘路湖にあるサルルン展望台で集合。マイナス20度、雪道を歩いて出会った景色は年に数回あるかないかの絶景でした。

宮澤さんが撮影した『寒桜』。霧氷を桜に例えたタイトルです


宮澤さんの写真からは標茶に対する愛、自然に対する愛、鉄道に対する愛など、単なる構図や技術だけでない愛情を感じます。

標茶町のポテンシャル

SNSでは、わかりやすい目立った観光地がやはり人気になりますが、標茶町にもそうしたスポットが無数にあることを宮澤さんは教えてくれます。今後も宮澤さんはご自身のSNSを通じて標茶町の魅力を発信し続けてくれるでしょう。僕も、そんな宮澤さんと共に標茶町の絶景や魅力を今後も発信し続けていきたいと思っています。

宮澤さんのInstagramはこちら。そして先ほど触れた宮澤さんの塘路湖での撮影の様子や、写真への想いなどを映像にした『標茶人物伝』もぜひご覧ください。きっと標茶町のイメージが変わると思います。


終わりに

いかがでしたでしょうか。4月から新年度を迎え、新体制、新生活となる方も多いかと思います。私も2年目の標茶町を全力で楽しみながら、今後も標茶町の魅力を発信していきたいと思っています。

標茶町の地域おこし協力隊Youtubeチャンネルでは、標茶町の様々な魅力を綺麗な映像で発信しています。こちらもどうぞよろしくお願いします。

筆者プロフィール

標茶町地域おこし協力隊・写真家・映像クリエイター 中道 智大

1988年千葉県野田市出身。小さい頃から動物や自然が大好きで20代の頃はドッグトレーナーとして様々な犬の訓練に携わる。5年前から自然と動物達の写真と映像制作を始める。現在、北海道標茶町の狼20頭が飼育されていた森で犬4頭と自然暮らしをしている。『人と動物の関係性』をテーマに各SNSにて作品を発表中。

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